敗者のゲーム

チャールズ・エリス著

市場に勝とうとすることは無意味である。

株式投資の

バイブル

プロローグ

資産運用に難しい専門知識はいらない。
激しく変動するマーケットに右往左往する。当初立てた投資計画を無視して、高値で買って安値で売ってしまう。

投資家ならこういった経験があるはずだ。この先ITバブルやリーマンショックに遭遇したら、どうすればいいのか?本書はそのための現実的な対応を教えてくれる。

投資で成功するというのは、難しい商圏分析などの専門知識や経験を身に着ける事でなく、ましてや短期的に市場を出し抜こうとすることでもない。

市場平均利回りを上回る(=市場に勝つ)ことが極めて難しくなった今、最も簡単かつ結果の出る方法は、インデックスファンドを活用する事である。

本書は

全米累計100万部を超えるロングセラーの最新版。
プロ、アマ問わず幅広い投資家に向けたメッセージとして、時代を超えて読み継がれる運用哲学のバイブル。

本書にかかれている事

・運用は「敗者のゲーム」になった
・インデックス・ファンドは投資のドリームチーム
・「時間」が教える投資の魅力
・効率的ポートフォリオとは
・なぜ運用方針は必要なのか
・市場予測の難しさ
・手数料は高い
・生涯を通じた投資プランを立てよう
・人生の終盤で成功するために
・敗者のゲームに勝つために

ぼくの感想

難しいけど面白い。
近年、「投資」がニュースや雑誌、新聞でもよく取り上げられる。日本においてはお金の授業が無く、基本教わることが無い。

NISAの運用枠が拡大し、いよいよ投資する体制が整備されつつあるが、無知のまま投資をするのは危険極まりない。

「投資はあくまで投資」元本を保証するものでもなく、貯金でもない。少なくとも投資をする前に本書を読んでいただき投資を少しでも理解し、投資をしてほしい。

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