家を「本当に」高く売る方法-2

独自のメリットを訴求する

自分自身が購入した理由が一番いいでしょう。

何故、その家を選んだのか?マンションであれば立地、管理体制の良さ、共用施設の充実度、駅からの帰り道に安売のスーパーがある。

眺望でも単にいいだけではなく、夕日がきれい。バルコニーから桜が見える、紅葉が見える。も独自のメリットです。
   
戸建ての場合だと光の当たり具合や、住環境、近所の人間関係、児童公園がある、収納の多さ等も。
季節ごとの特徴や朝と晩の違い、平日も日曜日も静な住宅街である。

等その物件に住んでいないとわからない事(メリット)を訴求しましょう。(買主さんや営業担当に)

*メリットだけでなくデメリットも伝えましょう。(隠すのは絶対にNGです)
   

実例

ワンフロア3邸の60㎡のマンション売却時の話です。

独自のメリット

その部屋は角部屋で、それだけでもメリットでしたが、本人曰く共用廊下側に人が通らない。廊下側の部屋のプライバシーが保たれる事やワンフロア3邸なので、滅多にEVに一緒になることが無い。

最上階より1階下だが、直上がルーフバルコニーになっており、上から物音が聞こえない。確かにそうだが、言われて初めて納得するメリットもあった。

その他のメリット

〇他に1階なら子供がはしゃいでも下階がないので迷惑が掛からない
〇3階までなら階段でいける。(年頃の娘がいる場合EVに乗せるのが嫌)
〇7階以上は蚊が入ってきたことが無い。(ほんと?)等々、住んでいるから言えることもあります。

   
もちろんデメリットも伝えた方がいいです。

デメリット

幼稚園、だんじり小屋がそばにあり夏~秋にかけて賑やかになる。
消防署、線路が近いので音が気になる事がある。

本人がデメリットだと思っている事は他人からしたらメリットになる事もある。
・幼稚園、だんじり→ 子供好き だんじり好き
・消防署、警察著 → すぎ来てくれる・治安がいい
・線路 →駅が近い証拠。目覚まし不要等

自身が思っていた「デメリット」が「メリット」に感じてもらえる事がありますが、逆の場合もありますのでご注意を。メリット、デメリットを全て伝えて「選ばれる物件」にしましょう。

結論

とにかく営業担当に「伝える」事がポイントです。営業担当は購入希望からあらゆる情報を引き出します。
その情報の中に「希望条件と一致する」ところがあれば必ずそのポイントを駆使して営業担当は成約に結び付ける努力をします。
   
営業担当も経験豊富で優秀な人もいればそうでない人もいます。
どんな担当でもきちんと「訴求ポイント」を伝え、購入希望者の1つの購入動機になり、少しでも高く、早く「売れる物件」にして下さい。

家を「本当に」高く売る方法‐3

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